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写真:笹浪総合法律事務所入所建物外観

ごあいさつ バックナンバー2025年(令和7年)

ごあいさつ
- 2025年11月10日 -

当事務所のある東京丸の内でも、先日、木枯らし一号が吹き、今年もあっという間に冬の季節を迎えたようです。

日本には、立春、夏至、秋分、冬至など二十四節気(にじゅうしせっき)という季節を表す言葉がありますが、ここ数年は夏が長く(しかも猛烈に暑く)、秋を感じる間もなく冬が訪れるような感じがいたします。今年は既にインフルエンザが流行しているようですが、季節の変わり目であり、体調を崩しがちとなりますので、皆様におかれましてはくれぐれもご自愛をいただければと存じます。

さて、このところ国内外の情勢が目まぐるしく変化する中、一億総中流と言われ、価値観が画一的かつ固定化されていると言われてきた日本社会でも、個人それぞれが新しい価値観や自分らしい生き方を模索する動きが急速に広まってきているのを感じます。ただ、そうなりますと、価値観が相いれない者の間でトラブルが生じがちとなり、このところSNS上での意見の対立等から人権侵害などの深刻なトラブルも多く発生していることの要因の一つにもなっているように思われます。

先日、当事務所では主に顧問先の方々を対象に、SNS上のトラブルへの法的な対応をテーマとしてセミナーを開催させていただきましたが、多くの方々にご参加いただき、関心が高まっていることをあらためて実感致しました。

価値観の多様化は社会を活性化し、その社会の発展につながると言われており、一面ではその通りかと思います。ただ、SNSツールの発達により誰もが容易に自分の意見を発表できるようになることで、他者との意見の対立もまた容易に顕在化することになり、企業においても、第三者によるSNS上の書き込みに対して安易に反論する等、その対応を誤ると、いわゆる「炎上」により深刻なダメージを受けることにもつながってまいります。

普段よりSNSで情報を発信する企業が増えておりますが、是非、SNS上でトラブルが発生した場合の対応についても事前にご準備いただくとともに、万が一、トラブルが発生した場合には安易に対応することなく、法律事務所等の専門家にアドバイスを受けながらご対応いただければと存じます。当事務所も、最新の裁判例や法令改正をフォローし、皆様からのご相談に対し適切に対応できるよう、日々の研鑽に励んでまいります。

皆様におかれましては、引き続き、ご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

2025年11月10日

笹浪総合法律事務所
弁 護 士  笹 浪  恒 弘
弁 護 士  横 田  高 人
弁 護 士  藤 川  和 之

ごあいさつ
- 2025年7月7日 -

当事務所のある東京丸の内では、梅雨明けの発表前から真夏のような暑さが続いております。夏の始まりから、このような暑さが続きますと、体調を崩しがちとなりますので、皆様におかれましてはくれぐれもご自愛をいただければと存じます。

さて、当事務所は、2016年7月の開設以来、早いもので設立10年目に入りました。もともと同じ法律事務所の在籍していたメンバーが、より良質なリーガルサービスを提供することを目指して、新たに当事務所を立ち上げたものですが、おかげさまで当事務所設立以来、新たなメンバーも加わる中で、様々なご相談をいただき、その一つ一つに対して丁寧に対応させていただくことで、皆様のお力になれるように尽力してまいりました。

ここ数年のご相談を概観してみると、企業では以前にも増してコンプライアンス(法令順守)が重視されるようになり、社会から要求される企業組織・企業運営の在り方も大きく変わりましたし、日本全体のグローバル化に伴い契約書に定めるべき条項が複雑化していること、多様な労働形態の労働者が一つの会社に就業することによる諸制度の見直しが進んでいること、誹謗中傷などに代表されるインターネット上のトラブルの多発など、法律を巡る社会も大きく変動していることがうかがえます。

新型コロナウイルス感染症のパンデミックを経て、これまで長年にわたって維持されてきた裁判手続も大きく変わりました。15分程度の審理のために裁判所に現実に出頭しなければならなかった時代から、今では、裁判期日がWeb上で開催されるようになり、事務所会議室から裁判期日に出席できるようになるなど、裁判手続も合理化、迅速化が進められております。

当事務所では、社会の変化に乗り遅れることなく、今後もさらに高品質なリーガルサービスを提供できるよう、所員一同、日々の研鑽を怠ることなく邁進していく所存です。

皆様におかれましては、引き続き、ご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

2025年7月7日

笹浪総合法律事務所
弁 護 士  笹 浪  恒 弘
弁 護 士  横 田  高 人
弁 護 士  藤 川  和 之

ごあいさつ
- 令和7年4月1日 -

東京では桜がもう間もなく満開を迎えますが、事務所のある東京丸の内では、真新しいスーツに身を包んだ新社会人たちが、緊張しつつも初々しい笑顔を見せながら、オフィス街を闊歩している姿が多く見られます。

約100年前の小学校の国語の教科書の最初のページには、「ハナ」という文字と桜の花の絵が描かれていたそうです。これは、国民の識字率をあげるため、小学校を義務教育にした上で、文字が読めない子供も絵を見ながら文字を覚えていけるように教科書に絵を添えていたとのことですが、意識的に行っていたかどうかは別として、この当時から空間認識能力、直感、ひらめき、記憶力、想像力などを司る右脳のトレーニングと言語や計算、論理的思考、理性、記憶などを司る左脳のトレーニングをバランスよく取り入れ教育を行っていたこと、また、春をはじまりの季節と捉えていたのか、「ハナ」と桜の絵が最初のページにあったことが小さな驚きでした。

入学、卒業、入社など春が人生の節目の季節となることが多い日本人にとって、言うまでもなく、春は、はじまりの季節です。

4月を迎え、皆様の新たな門出や、新しい職場や立場でのさらなるご活躍を祈念するとともに、私たちも気分を新たに引き締めて、日々の業務に励んでいこうと思う次第です。

引き続き、当事務所へのご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

令和7年4月1日

笹浪総合法律事務所
弁 護 士  笹 浪  恒 弘
弁 護 士  横 田  高 人
弁 護 士  藤 川  和 之

新年のご挨拶
- 令和7年1月 -

謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中は格別なご高配を賜り、あらためて厚く御礼申し上げます。

当事務所のある東京丸の内では、毎年恒例のイルミネーションも開催され、年始の華やかな雰囲気の中、平日・休日にかかわらず、多くの方々が散策やショッピングを楽しんでいる様子が見られます。
その一方で、昨年発生した地震等の被害の復興はなかなか進んでいないようであり、世界的にはロシアによるウクライナ侵攻が長期化し、中東地域での紛争も停戦の目途が立たないなど、世界情勢は変わらず不安定なものとなっております。
一日も早く平和な日々が戻り、本年が皆さまにとって明るく活気のあるものとなることを願ってやみません。

当事務所と致しましては、新たな年を迎え、引き続き本年も皆様からのご期待に応えられるよう、ご依頼いただいた業務の一つひとつに対し、丁寧に、かつ熱意をもって取り組んでまいります。

新年にあたり、皆様のご健康及びご多幸を心よりお祈り申し上げるとともに、引き続き当事務所へのご支援・ご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

敬具

令和7年1月

笹浪総合法律事務所
弁 護 士  笹 浪  恒 弘
弁 護 士  横 田  高 人
弁 護 士  藤 川  和 之

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